【STEP3】海外で病気にならないために。予防接種は計画的に!#世界一周したのは旦那だ!
先日のニュースでありましたね。
乳幼児の予防接種で医者が複数の注射を混ぜて打っちゃった事件。
「何度も痛い思いをするのが可哀想だから」
気持ちはわかる。でもそれで何かあったら、その子はもっと可哀想な目に合うんです。
我が家のいっちゃんも先月BCGのハンコ注射をグリグリっと押されたので
ちょうど今患部が膿んでおります。可哀想に。
でも結核予防のためさっ!頑張れ我が娘!!
さて、それはさておき今回はこちら。
【STEP3】予防接種を受けよう
海外に行く場合、必ず事前に予防接種(海外ワクチン)をしておかなければなりません。
日本のように「綺麗で清潔。水道水も飲めますよ~。」
なんて平和な国は実はほとんどないのです。
なので【STEP3】では予防接種についてまとめていきます。
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環境が整えられていない国外を平和ボケした日本人が旅行するわけです。
本当にちょっとしたことで病院のベッドのお世話になったり、
気付くとあの世で昔飼ってたハムスターと再会する羽目になりかねません。
自分のためにも周囲のためにも、必ず予防接種は受けてください。
高くても!面倒でも!注射が嫌いでも!!
国外で医療処置を受けることになれば、
きっとその方が高くて面倒で痛いと思いますよ。
さて、このSTEPを早い段階に紹介したのは何故でしょう?
ずばり!予防接種には時間がかかるからです。
全て受けきるのに約1ヶ月程かかりますからね!
予防接種には決まった間隔を空けるルールがあるのです。
旦那の場合は聞けば3週間程で終わったそうです。
接種予定日の体調や病院の都合などもあるので
かならず余裕を持ったスケジューリングをしましょう。
渡航のための予防接種って何処で受けるの?
予防接種は大学病院または検疫所で行っているそうですよ。
「そんなもん何処にあるんだよ!」という方は
お住まいの地域の保健所に相談することをオススメします。
スムーズに案内してもらえるはずですよ。
海外旅行・ワクチン外来で受けられる主なサービス
①海外渡航に関連した健康相談および感染症情報の提供
②予防接種
③マラリア予防内服を含めた薬の処方
④英文診断書の作成
⑤高山病予防薬(ダイアモックス)の処方 があります。
受診するには?
ほとんどが完全予約制です。
必ず電話あるいはメールで事前に予約を取りましょう。
なお帰国後の健康相談も含め、メール相談のサービスもあるそうですよ。
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受診料はどの程度?健康保険は適用されるの?
残念ながら保険診療適応外です。
自費による自由診療となるので、それなりの出費は覚悟しましょう。
この分もしっかり予算に組み込んでおきましょうね!
ex,相談料(3ヶ月以内の再診時は無料): 2,630 円
予防接種の種類と価格
①価格
●狂犬病9,980円(輸入品12,500円)
●A型肝炎6,300円(輸入品12,550円)
●B型肝炎3,680円
○麻疹5,250円
○風疹4,200円
○麻疹・風疹混合8,400円
○流行性耳下腺炎4,730円
○水痘7,350円
○三種混合(DPT)4,200円
○二種混合(DT)3,680円
●ポリオ5,250円
○黄熱 10,360円(イエローカード付き(アフリカでは必要))
○インフルエンザ 3,150円
●腸チフス(輸入品)9,500円
○髄膜炎菌(輸入品)11,500円
●破傷風1,580円
●日本脳炎5,250円
○23価肺炎球菌(ニューモバックス)7,880円
○7価肺炎球菌(プレベナー)10,500円
○子宮頸がん(サーバリックス、ガーダシル)16,800円
●ツベルクリン反応 3,150円(判定料 1,580円)
○マラリアの予防内服(メフロキン6錠): 5,980 円(追加は1錠につき980円)
●英文診断書: 1通 6,300円
●が重要なものです。
訪れる地域によって予防接種の内容が変わります。
ある程度ルートだてが終わったら、医師に相談しつつ接種しましょう。
※ちなみにインドは黄熱以外ほとんど接種が必要だそうです。なんてこったー!
②予防接種の内容
・A型肝炎
途上国に一か月以上滞在するなら打った方がいいワクチンらしいです。
食べ物から感染する病気で発症すると倦怠感が強くなり、
一か月以上の入院が必要になる場合もあります。
輸入物なら2回で1年間は効果が持続します。
・破傷風
日本でも毎年死亡者が報告されるなど、命に関わることもある感染症のうちの一つ。
破傷風菌は世界中の土壌の至る所に存在し、怪我をする可能性の高い人が打つべきワクチンです。
標準で3回の接種を行うと基礎免疫が備わり、4~10年ほど有効な免疫がつくとのこと。
子供の頃に打っている人が多いらしいですね。
・狂犬病
犬や猫だけでなくヤギなどの動物に咬まれることにより感染し、
発病すればほぼ100%死亡する恐ろしい病気です。
徒歩移動を考えている人は死にたくなければ必ず打っておきましょう。
※狂犬病のワクチンは4週間隔で2回接種、更に6~12か月後に3回目の接種で2年間有効とされています。
しかし、1回打っても2回打っても噛まれれば即病院に行ってください!!
ワクチンは発病を遅らせるだけでしかなく、その後治療しなければ死にます。
タイムリミットは1週間以内。
・B型肝炎
感染したら多くが無症状で経過し、2~30%の確率で急性肝炎を発症、
1~2%が劇症肝炎化します。
唾液や体液の濃厚接触、性行為に注意することで予防が可能です。
そのため検疫所での接種はしていないそう。
正直あまり打たれる方は少ないです。
※現在は赤ちゃんの任意接種の項目にも載っていますし、
特に海外の美女とのワンナイトラブを秘かに夢見る男性諸君は
打っておくに越したことはありません。
・ポリオ
急性灰白髄炎とも呼ばれ脊髄の灰白質が炎症を起こし、急性の麻痺が生じる病気です。
南アジア、中近東、アフリカへの長期渡航でリスクのある場合の追加接種が推奨されているらしいです。
接種は3回が大前提とされ、日本では2回接種のため感染予防には必ずしも十分ではないそうです。気をつけましょう。
・黄熱
蚊によって媒介される感染症で、致死率は5~10%ほど。
アフリカや南米などでワクチン接種済み証明書を要求される場合あります(イエローカード)
ワクチンは1回の接種で10年間有効となり、接種済み証明書は接種後10日目から有効です。
・日本脳炎
日本脳炎ウイルスを保有した蚊に刺されることで感染し、死亡率も高く後遺症を残す可能性も高いです。
年間1万人以上の患者が発生しており、南アジアや東南アジアへ行く人にお勧めのワクチン。
1~4週間隔で2回接種して1年後に追加接種を1回、3回目の接種で4~5年有効な免疫がつくとのことです。
・マラリア
熱帯から亜熱帯に広く分布する原虫感染症。高熱や頭痛、吐き気などの症状です。
悪性の場合は脳マラリアによる意識障害や腎不全などを起こし死亡します。
年に3~5億人も発症している病気ですが、治療すれば必ず治ります。
旅先で38度以上の熱が出た場合は必ず病院に行ってください。
※その際、もし即座に病院に行けない場合、
マラリアの薬を服用することで4日までタイムリミットが伸びます。
服用の仕方は高熱が出た際3錠服用、その後6~8時間後に2錠服用
予防であるならば
現地入りする1週間前に1錠服用
現地到着後1週間ごとに1錠服用
流行地を離れた後4週間、1週間に1錠服用
マラリアの薬は副作用で眩暈や吐き気がするので、気をつけてください。
・・・正直感染か副作用かどうやって見分けるんでしょうね・・・(汗)
※注意事項※
必ず医師の相談を受け予防接種を行ってください。
初診の際は母子手帳、または予防接種歴が分かるものを持っていく方がよいでしょう
予防接種中、体調が悪くなったらすぐに申し出てください。
(特にアレルギーがある人、花粉症もです)
注射を何本も一気に打たれることがありますが、
先進国では一般的になってきているので大丈夫です。
(ワクチンが相互反応を起こさないため)
あ、混ぜて一度に打つことはないですからね!
混ぜて良いとされているものは四種混合のように元々混ざっています!
ちなみに・・・腸チフスは後々痛いので覚悟を
→筋肉痛のような激痛、副作用によっては発熱・嘔吐・寒気があります。
酷いようなら病院へ行きましょう。
旅先で38度以上の熱が出た場合は必ず即座に病院に行ってください。
体温計は必ず持っていき、朝と夜、検温するようにしてください。
それから、実は海外(タイなど)でも予防接種はでき日本よりも安いです。
が、もし海外で予防接種を受けるなら、かならず目の前で開封してもらいましょう。
教訓:健康第一。
世界で何かを掴んでも、死んでしまえば水の泡。
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