最愛の娘が嘘泣きを覚えている件について
フライングいっちゃん!!
我が娘はなかなか面白いキャラクターをしていると思う。
彼女は現在生後5ヶ月目前、まだまだおしりに殻の付いた幼体である。
最近、ママ泣きが激しい。
「お腹がすいた」「眠い」そういった生理的不快感での泣き方とただ単に私を呼ぶ時の泣き方が明らかに違う。
娘が離乳食も始まらないうちから某パスタ麺の固有名を叫んでいるのではないのなら、確かに彼女は私を呼んで泣いている。
「ママー!ママー!マァマー!」
もう一度言う、このモンスターは生後5ヶ月目前だ。他の言葉はまだしゃべらない。
ちなみにこの『ママ泣き』が始まったのはもう2ヶ月は前からだ。
この際娘が早くもママを覚えているだとか、夫をはじめ、ママ以外が抱くと大泣きするという点は置いておこう。
このモンスターがモンスターたる所以は、この『ママ泣き』が等しく嘘泣きであるということだ。
娘が「ママー!」と泣く、私のなけなしの罪悪感と親心がチクチクと刺激され慌てて駆けよる。こうして日々家事が往々にして進まないのは致し方ない。
そして駆けよった先の娘を抱きしめる。
そしてある時、気づいたのだ。
「こいつ、涙出てない」
慌てて抱き上げた私に向けて、毎度娘は笑うのだ。
『ニチャアァァ・・・』
わかっていても、私は今日も娘に駆けよる。
注目記事☆