約20年ぶりに旧アニ劇場版『セーラームーンR』を観た私が作者にツッコミたくなった驚きの設定について。
出典:美少女戦士セーラームーンCrystal|EVIL LINE RECORDS
さて、今日は何を観ようかな・・・とネットフリックスを検索していたところ、
旧アニの『セーラームーンR』を見つけました。
うん、20年ばかし前によく観ていたよ!となんとなく懐かしくなり再生してみることに(笑)
セーラームーンは今でもファンが多い作品ですからね。期待大。
そして観終わって感じたこと。
・・・思っていたより記憶って大幅に改ざんされるんですね。
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主人公の『月野うさぎ』はあほの子だった。
セーラームーンと言えばおなじみの月野うさぎちゃん。そのビジュアルは今でも目にする機会が多いのでばっちり覚えていたのですが、正直キャラクターはすっかり忘れ去っておりました。で、今回旧アニを観てその驚きのキャラクター設定に愕然。テレビに向かって盛大に突っ込む私。
「あほの子かよっ!」
まずアニメの冒頭の解説が既にあほっぽい。
そしてストーリーの各所各所で際立つうさぎちゃんのあほさ。
例えば植物園で謎の人物(後に敵と判明)が現れた時。
その登場のエフェクトで舞い散る薔薇にみんな困惑する中、
一人だけ「わ~あはは。綺麗だね~うふふ」ってクルクル踊っているではないですか。他にも周りが真剣な中、どうにも一人だけ別のファンタジーな世界を生きているというか・・・。頭にお花が咲いていますよね、彼女。
今観ると電波女にしか見えない。
ああいった単純なアニメの主人公ってもう少しまともな、
子どもが憧れるようなヒロイン設定にするものじゃないの?え、偏見ですか?
セーラームーンの仲間たちはぼっちの集合体?
作中でセーラームーンが命を賭してみんなと地球を救おうとするシーンがあります。
その時に他のセーラー戦士たちとの出会いが回想されるのですが、きっかけは様々。
でも結局のところ皆、周囲から孤立し、寂しく思っているところをうさぎに救われているわけです。
つまりみんなぼっち。
そしてここでポイントなのは、うさぎはわかってやっているわけじゃないんです。
ただ物怖じしない、あほの子なだけ。
個人的に秀逸だと思ったのはジュピター・木野まこととの出会い。
一匹狼で周囲に怖がられていたまことにうさぎが話しかけるシーン。
うさぎ「うわぁ~おいしそぉ~(よだれ)」
まこと「・・・あんたあたしのことが怖くないのかい?」
「え、なんで?」←ものすごくバカっぽいトーンで。
・・・この食いしん坊設定はちょっとあんまりだと思いました。
他にもストーリーの端々ですっころんだりKY感漂ったり妄想入ったり。
主人公なのにいいのかそれで。
ヒーローのはずの衛さんがロリコンの上にまるでヒモ
そしてセーラームーンのヒーローと言えば、うさぎの想い人、地場衛。
私生活ではうさぎの恋人、戦闘の場面ではクールなタキシード仮面様としてうさぎを守ってくれるイケメン男性です。
私の記憶の中の彼は、しっかりしていて爽やかな年上男性だったのです。
が、現実は厳しい。衛さんはヒモでした。
今回観た劇場版の中で、彼はその精神の支柱をうさぎに求めている節が見受けられます。
恐らく経済的には別家庭なのだろうけど、正直まるでヒモ。
たまたま少しだけ一緒に観ていた旦那に
「なんだヒモか」と言わしめたキャラクターです。
うん、頼む夢が壊れるもう少ししっかりしてくれ。
※そしてうさぎは中学生なので、ロリコンです。
現代でやったら逮捕に足る十分な事案です。
まさかの「うさ子」「まもちゃん」呼び
そんな凸凹なバカップルの呼び合い方は
まさかのうさ子・まもちゃん呼び。
つらーい。いたーい。
時々漂うホモ臭=薔薇=タキシード仮面様
そんな衛さん、今回の劇場版ではマーキュリーこと水野亜美に
「男の人からもモテるのね」とも言われていました。
今回の敵さんも彼にすっかりお熱です。
どうでもいいけれど昔からホモっつーか薔薇っつーか
そういう話題が好きだよね、オンナノコ。
しかしあのタキシードと薔薇はあかん。
『紳士服のヒグチ』のマネキンに紛れての登場はあかんです。
変身シーンや攻撃の呪文が棒読み過ぎる
そしてこれが今のアニメ(プリキュアなど)との違いだと思うのです。
「ムーンクリスタルパワーメークアープ」
これガチで棒読みで叫んでください。軽く死ねます。
しかもすべての呪文が同じトーンというか、同じイントネーションなんですよね。
「なんとか、なんとかー!」みたいな。
これを自分もごっこ遊びでやっていたかと思うと泣けてきます。
セーラームーンだけ装備が充実
これも私は不思議でならんのです。
他の皆は丸腰なのに、なぜセーラームーンだけロッドを持っている?コンパクトで変身する?
敵の攻撃がえげつない
敵の目的は人間の持つエナジー。それ故か、敵の攻撃がなんと言うかえげつない。
縛ったりぶつけたり投げ飛ばしたり。子供向けアニメにしてはなかなかにデンジャラス。そしてほのかにエロス。
現代だったらモンスターママから絶対クレームつくんだろうなぁと感じた次第です。
まとめ
徒然と思うままに書いてきてしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
え!?セーラームーンってそんなだっけ??って思いませんか?(笑)
一つ言っておくのは、私はセーラームーン好きです。嫌いじゃないです。
改めて観た時に、自分の中の美化されたイメージとのギャップに驚いた話でした~♪
あ、今度新アニも3期が出るとか聞きましたよ~
そっちも面白いかも!
読者登録大好物です。
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